みなさん１２月の売上はどうでしたか。
サロンによっては感染症の流行後最高額であったり期待通り上がらなかったという声が聞こえてきますが過去最高という声はあまり聞くことがなくなりました。
美容室で売上が最も上がるのは１２月でそこに過度な期待されているのではないでしょうか。
ですが、それも過去の話になりつつあることはみなさんが一番感じていると思います。
なので、いっそのこと１２月の売上は捨てましょう。
昔に比べて１２月のサロンの動きはゆっくりになってきています。お客様の髪をきれいにして年を越そうといった考えが薄れてきているように感じます。
その状況で１２月の売上に期待してしまうのは少し危険です。
みなさんの売上目標は１日ごと、１ヶ月ごと、１年ごとのどこにあてはまるでしょうか。
ほとんどの方が全てと答えると思います。
年間の売上目標を立ててそれを達成するためには１ヶ月にいくら１日にいくらと考えるのがあたりまえと思います。
では、その売上を１日ごとに見たときにその都度修正はされているでしょうか。
ただ、ぼーっと眺めているだけでは売上は上がりません。
目標売上を落としているのであれば上げるためにどう行動するべきか上がっているのであればそれに満足せずに上方修正をするべきです。
売上を追いかける気があるのであれば去年１年の売上を１～１１月の目標に設定すると良いでしょう。
去年１年の売上を１１ヶ月で上げてしまえば１２月は１日働くだけで目標を達成できます。
１２月の売上が下がったとはいえ１年間で売上が上がりやすい月に変わりはありません。
考え方を変えるだけでサロンでも１２月がボーナス月となるのです。
口で言うのは簡単だけど、うまくいくはずがないと思ったあなたには難しいのかもしれません。
この考え方はあくまで売上を上げるためのきっかけに過ぎません。
それに対して行動しようと思えない時点で売上は上がらないと思います。
この考えを聞いて１２月の１週目もしくは１５日までに前年売上を達成しようと考えられる柔軟さがあってもよいのではないでしょうか。
これがうまくいけば付加価値も生まれます。気持ちに余裕ができることで１２月のバタバタ感を緩和してお客様満足度を上げることもできると思います。
１２月は売上が上がりやすい月ですが失客率も上がりやすい月でもあることを知っておきましょう。
現状維持は衰退を意味します。しっかりと目標を立てて売上を追いかけられるようになりましょう。
