美容室のコスト管理

みなさんはどのようにコスト管理をされていますか。

薬剤をムダにつくらない、使用量を徹底する、いらないものは仕入れない、薬剤を安く仕入れる。

これらのことを10年以上前でしょうか、他業種から来られたコンサルがこうしたほうがいいですよと教えて、すごいと評価されていたのを覚えています。

ただ、これらはごく当たり前のことで少し考えれば思いつくことですし、その頃に飲食業界などで同じ話をしたら逆に今更といわれるレベルの話だったのです。

中にはコンサルに教えられるまでもなく実行していたサロンもあるはずです。

サロンにとって最低限のコスト管理は大切です。

しかし、ここにとらわれすぎることで技術に支障は出ていないでしょうか。

例えば、1人サロンで、カラーなどで薬剤が足らない場合につくり足すというのはタイムロスになってしまうのでムリヤリ足らせる(実際足りていないのですが)見えないところであれば少々大丈夫などと考えてしまうのは、失客への第一歩だと考えたほうがよいと思います。

お客様は意外と微妙な違いに気付かれます。何かいつもと違うなと思われたとき自分では見えないところを家族や友人に見てもらい、染まっていないとなったときクレームで帰ってきてくれるならまだいいですが、そのまま家族や友人に紹介されたサロンに行って、このようなことがあったと話すことでそのお客様のカルテに記入され、記録されます。

お客様を取られた上に同じ理由での失客率が下がることとなるのです。

わかっているとは思いますが、新規客は他店の失客です。逆に失客すると他店の新規客となってしまいます。

薬剤を安く仕入れるのも重要なコスト管理となりますが、これについては私なりに前向きなものと後ろ向きなものに分かれると思っています。

前向きなもので言えば、サロンの売上も登り調子でもっと利益を上げるために仕入れが安くならないかといったもの。

後ろ向きでいうと売上が下がってきてどこか削るところはないかと焦って仕入れに安さを求めてしまうことです。

後者の場合ははっきり言うと潰れる前の延命措置でしかありません。

ディーラーさんの身になって考えたときにどちらに協力したいと思うでしょうか。

注文の量も違うわけで、未来を見据えたときに答えは明白です。

個人的にディーラさんとはしっかりとコミュニケーションを取って情報を仕入れるようにされたほうがサロンの売上に直接響くのではないかと思います。

そうなってくるとディーラーさん選びも重要になってきますが、こちらは次の機会に取っておきます。

このように技術職が故にコスト管理にも気を配らないと気付かないところで信用を失ってしまう恐れがあることも頭に入れておきましょう。

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