小さな箱の中で終わらないこと

美容師は働いている中で育ったサロンに依存する傾向があります。

広い視野で見るとこの業界は何かしらに依存しないと成り立たない業界ではありますが、それは今回は置いておいて。

なにも育ってきた環境を否定しようとは思っていませんが、例えばAサロンの業界での情報量が3/10、Bサロンが5/10、Cサロンが8/10としてどのサロンで育つと有利でしょうか。

やはり情報量が多いサロンで修行したいと思いますよね。

もう少しわかりやすくいうと情報量が少ないサロンほどサロン内がアップデートされていない古い考えで成り立っているということです。

人間、歳を取れば取るほどに頭が凝り固まって固くなっていきます。

今までこれでやってこれたから今まで通りでいいとなってくるのですが、そういったサロンは閉店もしくは規模の縮小が始まっています。

そうはいってもすでに古い考え方のサロンで時間を費やしてきてしまったというかたでも今は時代が見方をしてくれます。

インターネットに多くの情報が溢れかえる時代となっているので自分なりの情報を手に入れて自身をアップデートすればいいのです。

ただ、ここで気を付けなければいけないのはインターネットの情報を100%信用して、ただの頭でっかちにならないこと、それとこれは体感ですがこの業界の情報の信用度は7割あればいいほうだと思っています。

そのために気になることや取り入れたいことに対してトライアンドエラーが必要となってきます。

実際、情報を鵜呑みにしてろくにレッスンで試しもせずに、あろうことかお客様で試してしまい髪の毛をボロボロにしてしまったという話を聞きますが、1件や2件の話ではありません。

商売として考えるとクレームややっかいごとは単純に時間とお金のムダになります。

対ひとである限り0というのは難しいとは思いますが、それは常に意識しないといけません。

営業外でのレッスンを惜しんで、営業時間をムダにしてしまうことはあってはならないのです。

それと周りのサロンがどのように動いているのかにもアンテナを張るとよいでしょう。技術についてはお客様として行かない限り見ることはできませんが、どのように集客しているかは外からでも見えると思います。

これは後に独立するとき(すでに独立していても)に情報として役立つと思います。

決して、今まで習ってきたことが間違いではありません。

温故知新という言葉があるように、それを軸に時にはそれを取っ払って新しいものを受け入れて自身をアップデートしていきましょう

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