美容室で売上ＵＰ考えたときにまず始めに思いつくのは単価ＵＰだと思います。
薬剤技術にトリートメントなど複合させることやワンコインメニューなどもあると思います。
もちろんそれらも売上ＵＰのためにはやるべきことかもしれませんが、正直ありふれていますし、ワンコインメニューなどの利益を考えれば、店販（物販）を売っているほうがよっぽどよいと思います。
店販については今後お話しするとして、やはり技術で売上ＵＰを考えるのであれば、何かに特化していくべきだと私は思います。
実際に１つのメニューに特化しているサロンは今も昔もありますし、今は特に増えてきていると思います。
では何に特化していくのか。
技術者としてカットに特化したい。
わかります。
ですが、カットに特化しても売上ＵＰはかなりしづらいです。
正直、それ以外のメニューであればこれしかないというものはありません。
しいていうならば、得意なものを伸ばしていくべきだと思います。
カラーならワンメイクではなく、ホイルワークやツートンカラー、ダブルカラーなど
ホイルワークをする場合はまた同じところをひろえるようにしておく必要があるでしょう。
ストレートであれば、ダメージを抑えながらのナチュラルなもの。
根元、中間、毛先に応じた薬剤や施術分け、併せて薬剤知識が必要となるでしょう。次回パーマへのスタイルチェンジができればなおよいと思います。
パーマならおうちでの手入れのしやすさ、出しやすさや斬新さでしょうか。
パーマに関しては比率が下がっているからこそ、ここに特化できるのであればかなりの武器になると思います。
これらに共通して言えることは時間がかかること、ある程度であれば、時間は掛けていいです。
結果としてお客様が望むデザインになっているのであれば、それが信用とお金になって帰ってくると私は思います。
そうなるとトリートメントメニューを追加してもっと売上を上げたい場合、時間がかかりすぎるというのであれば、お客様にしっかり説明した上で自分なりに工夫して間に組み込んでいくことを考えましょう。
施術に時間を掛けたくないというのであれば、前回お話しした時短特化サロンにして回転率を上げればいいと思います。
少なくともここを見に来ていただいているかたはそちらは選択しないと思いますが。
ついでに、トリートメントに特化で思いつくとしたら、ある程度の種類を揃えて、お客様に合ったものを探すということで、４ブロックに分けた髪の毛にそれぞれ違うトリートメントを施術して実際に仕上がりと経過を見てもらい自分に合ったトリートメントに出会っていただくというのもインパクトがあっていいのではないでしょうか。
ここではメーカーのつけた名前は使わないようにしましょう。これに関しては技術というより完全な薬剤頼りになってしまうので導入サロンに行くだけで同じ施術ができてしまいます。
話はそれましたが、サロンワークを思い浮かべてください。
時間に追われると流れ作業になり、時間を掛けると達成感があるとは思いませんか。
それはあなたが職人だからなのかもしれません。
そうならばこれからも技術を磨いて売上ＵＰを常に考えていきましょう。
